昨年中は様々なことがありました。
昨年発生いたしました熊本地震の傷もまだ癒えておらず、地震大国の日本ではこれからもこのような災害が起きてしまうことが考えられます。
協会では熊本地震を教訓に、災害に備えいつでも動かせるように、様々な用途のトレーラーハウスの準備を始めました。
●災害時の復興までの様々な用途
- 臨時被災住宅として
- 臨時の役場施設として
- 緊急医療施設として
- ボランティアの皆様の待機施設として
- 臨時トイレとして
- 臨時シャワーとして
- 臨時コンビニエンスストアとして
- 復興に関わる作業員の宿舎として
- 災害時の緊急電力供給車として
又、東京オリンピック・パラリンピック、万国博覧会のような大きなイベントに向けての宿泊施設としての新しい試みとして、昨年東京都新宿区で旅館業法のホテル営業許可をトレーラーハウスで取得することが出来ました。
協会として、法律を絶対に遵守し、安全を一番に考えてきた結果だと自負しております。
東京オリンピック・パラリンピックのような大きなイベントだけでなく、地方創生に結びつく各地のイベントにも活用できるよう、本年をトレーラーハウスの文化を創っていくスタートの年にしたいと考えております。
建築基準法からみたトレーラーハウスの条件として、協会では下記の様に定めております。
- 法的な自動車であること
- 期間限定の使用に限ること→協会では10年までと定めております
- 随時かつ任意に移動できる状態で設置し、それを維持継続すること
- ライフラインとの接続を工具を使用しない着脱式であること
又、トレーラーハウス設置時には事前に、設置する予定の地域建築行政、もしくは当協会まで相談をお願い致します。
皆様にご理解頂き、本年をトレーラーハウスの文化創造元年としてスタートしたいと考えております。